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就職・進路

卒業生インタビュー


「社会とつながる」卒業生のいま

日本大学危機管理学部卒業後、
さまざまな業界で活躍する卒業生たち。
今の仕事、在学中の学びについて、
卒業生のリアルな声を紹介します!



都築電気株式会社

2019年度 卒業生

通信基盤の構築や運用保守を行うネットワークエンジニア(NE)
私はネットワークエンジニア(NE)として働いています。みなさんもスマートフォンやパソコンを使用してメール送受信やデータのダウンロードなどの通信を日常的にやり取りしているかと思いますが、これらの通信基盤の構築や運用保守を行っているのがNEです。

今やネットワークインフラは生活や業務をするうえで欠かせない存在となった一方で、サイバー攻撃による個人情報の流出、災害発生によるシステム停止、IoT化やAI技術革新による通信負荷の増大などの脅威・リスクも見過ごすことができないものとなっています。
こうした企業の情報資産や事業継続性を確保することも私たちの仕事内容の1つとなっており情報セキュリティにおいてNEは重要な役割を担っています。
思いが強かった「危機管理を仕事にしたい」
在学中より「危機管理を仕事にしたい」という思いが強く、災害・グローバル・情報セキュリティの領域の授業を広く学びました。
その中で今のNEという職業に結び付いたのがBCP(事業継続計画)に関する授業です。
災害をはじめとした危機に企業が直面したとき、リスクマネジメント(発生前の被害の最小化)、クライシスマネジメント(発生後の初動対応、二次被害回避)の両面を考えておくことが重要と学びましたが、日頃のNE業務において「通信経路の冗長性は担保されているか、トラフィック負荷に耐えられるか、セキュリティホールや脆弱性はないか」等を考えている私たちNEはまさに危機管理を仕事にした職業だと思います。

このように危機管理学部から○○?と一見関わりがなさそうな仕事においても危機管理学部で学んだ内容を日々考えながら従事する仕事は多くあります。危機管理学部で学んだことを活かして仕事で活躍する仲間が増えることを楽しみにしています!

ANAウイングス株式会社

2019年度 卒業生

飛行機が安全に飛び立つためのサポートが仕事
ANAグループ国内線の約50%を運航しているANAウイングスに総合職(事務職)として入社し、日々、お客様を安全に目的地までお届けするためのサポート業務を行っております。
入社後は、運航のリスクマネジメントを行う部署で、航空事故や重大インシデント、運航イレギュラーが発生した際の分析、報告、再発防止策の策定などの業務を担当しておりました。
現在は、客室乗務員の乗務スケジュールの管理やホテルの手配など客室乗務員が安全かつ安心にフライトを行うためのサポート業務を行っております。
学びたい領域を軸に、今の業務に活かせる幅広い知識
私はグローバルセキュリティ領域を選択したため、その分野を軸に幅広い授業を受けてきましたが、どの授業も現在の業務やビジネスマンとして役立つ知識を得ることができたと感じています。
また、ゼミナールで学んだ航空法や空港セキュリティに関する知識はもちろんのこと、「ヒューマンエラー論」での学びは、安全を重視する航空会社にとって欠かせないものであり、現在の業務に活かせるものとなりました。

阪和興業株式会社

2020年度卒業生

日々意識するリスクヘッジ
現在は商社で勤務しています。

商社と言えば資源/エネルギーの輸出入や事業投資がメインのように思われますが、私の仕事は異なります。私は、皆さんが日々訪れる有名アミューズメントパークの設備投資をメインに行っております。大きいモノだと遊園地の目玉であるジェットコースターやウォータースライダー、小さいモノだと子供向けのトランポリンやアスレチック等の輸入~施工管理~納品を行っております。

商社は輸出入がつきものですので、様々なリスクが日々発生します。
海外メーカーとの契約リスク、為替リスク、契約先企業の信用リスク、輸出入時の輸送リスク等、言い出すとキリがありません。

これらの直接ピンポイントの学び授業等はなかったかもしれませんが、
様々なリスクヘッジを日々意識しないといけない為、結果的に4年間の学びは大きく今現在活きています。

危機管理学部で学べる “アカデミックな危機管理”は、日々の業務には活かされないように思われがちですが、昨今のコンプライアンス環境を鑑みると、どの民間企業に勤めるにあたっても、非常に重要な領域だと日々実感しております。
国際テロを切り口に学んだグローバル意識
私はグローバルセキュリティ領域でした。

ゼミナールでは、国際テロに関する部門を中心に学び、まだまだ新規構築中であった「日本でのテロ予防構築分野」を研究しました。

私自身、大学入学時から、後進国中心に様々な国へ旅に行っていたため、海外と関わる知識取得を目指し、当時、東京オリンピック等のインバウンド需要があった背景から「今後の国際テロ対策やグローバル脅威について学びたい」という思いがありました。

最終的な卒業論文では、民間企業でも役立つ知見だと考え、それら様々なリスク発生に伴うBCP 【Business Continuity Plan(事業継続計画)】について学びました。

有事が起きた際、企業の早期事業復興等の計画を、通常時からの計画する対策分野で、
官民共に今後も重要になってくる分野だと思われます。
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