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選考試験



プレゼンテーションとは

三軒茶屋キャンパスにおけるキャリア支援の考え方では「プレゼンテーション」という用語は幅広い意味で使われています。面接・エントリーシート・履歴書・筆記試験・適性検査という手段を通じて、企業や官公庁の人材に対するニーズを踏まえ、これと重なる自分の能力、人柄と適性を採用担当者に伝えることを指しています。「自分がどのように仕事に向き合うのか」、「働く大人としてどのような人間を目指すのか」、「仕事を通じて実現したいことは何か」といった組織の中で働く自分の将来の姿を、採用担当者が具体的に思い浮かべられることが目標です。

選考試験について

筆記試験や適性検査の多くは、中学受験を含む大学受験までの学力で対応が可能です。しかし、公務員試験には大学で学ぶ専門科目が出題されるものもあります。エントリーシート・履歴書では、設問の意図を正しく読み取る読解力と回答を具体的かつ端的にまとめる文書作成能力が求められます。面接では、担当者との言語コミュニケーションのみならず、立居振舞という非言語コミュニケーションをも駆使して、自分の人柄を担当者に印象付けることが求められます。このような力は、一回や二回のキャリア支援プログラムで直ぐに身に付くものではありません。演習科目を中心とした日々の学業・課外活動やアルバイトに真摯に取り組むことを通じて、向上させることが基本となります。

就職活動というゲームのルール

就職活動の目標は、志望先企業の採用決定者に「入社して仕事のできる人材」と認定されることです。この目標を達成するには、入社後に成長する潜在能力と会社に合った人柄を採用決定者にアピールする必要があります。前者は知識·知能の基礎学力と行動特性に、後者は企業と仕事の理解度と性格適性に細分されます。これらをアピールする機会は、筆記試験、エントリーシートと面接、適性検査です。就活生はこれらについてテクニカルな対策を講じますが、深みのあるアウトプットのためには事前の自己分析と業界·企業研究が不可欠です。目的意識を持って充実した日々の学生生活を送り、社会人としての汎用コンピテンシーを磨くことがこうしたすべての取り組みの基盤となります。

筆記試験について

筆記試験・WEBテストには様々な種類があり、応募者の学力や思考力、性格傾向をみるために行われます。応募者が多数いる場合、面接へ進む人数を絞るために筆記試験·WEBテストを実施する企業·機関も増えているので、早い段階から対策をしておくことが重要です。

試験の種類

適性検査
基礎能力や性格適性を測る試験です。主に次のような種類がありますが、他にも様々な適性検査が実施されています。対策本等を利用して早目に準備しましょう。受験の際は、必ず最新の試験の内容をHP等で確認してください。
会場…会社や選考会場で受験します。マークシート式の場合が多いですが、会場のPCを利用して受験することもあります。
WEB…自宅や大学のPCを利用して受験します。短時間で解答しなくてはならないので慣れておく必要があります。事前に模擬テストを受けるなどの対策をしましょう。
テストセンター…テストセンターと呼ばれるWEBテスト専用の会場で本人確認をして行います。
テスト名 特徴 受験形式
SPI3 基礎能力(言語·非言語)と性格適性を測るテスト。
業界·企業問わず日本で最も採用されている。
数学能力を測る「非言語問題」の対策を特にしっかりしておくこと。
会場
WEB
テストセンター
玉手箱
GAB
基礎能力(計数·言語·英語)と性格適性を測るテスト。
新卒総合職の採用向けに使用されることが多い。
会場
WEB
テストセンター
IMAGES 基礎能力(計数·言語·英語)と性格適性を測るテスト。
GABの簡易版といわれている。
会場
CAB 能力検査(暗算·法則性·命令表·暗号)と性格適性を測るテスト。
コンピューター関連職種で使用されることが多い。
会場
WEB
テストセンター
TG-WEB 仕事で成果をあげるために必要な判断推理力(言語·数理)を測るテスト。従来型は難解、新型はスピード勝負。 WEB
SCOA-C 事務能力に必要とされる6つの能力(照合·分類·言語·計算·読図·記憶)を測るテスト。幅広い基礎知識が必要。 会場
テストセンター
内田クレペリン検査 1桁の数字の足し算を、1分ごとに1行、合計30分間繰り返し行うテスト。結果をもとに情緒の安定性や仕事への適応力を判断します。 会場

筆記試験〈論作文〉

論作文とは、主に「小論文」と「作文」の2つを表します

「小論文」と「作文」では、書き方が異なります
論作文は、与えられたテーマに基づいて、文章を構成し、まとめあげることが必要です。小論文の場合は、与えられたテーマについて、筋道をたてて論理的に物事を記述することが大切です。主観的な見方だけではなく、客観的な視点も必要となり、いかに説得力のある内容で意見を述べることができるかがポイントとなります。
また作文の場合は、テーマに対する自分の感想や体験を述べていきます。イメージとしては「読書感想文」などがこれにあたります。自分の感想や体験を、具体的にわかりやすく述べることがポイントとなります。
▼小論文・作文の内容

論作文の対策法は、とにかく何度も書くことです

繰り返し書くことで、必ず上達します
今までの論作文の出題例などを参考に、とにかく何度も書いてみましょう。繰り返し書くことで、自分なりのコツがだんだんわかってくるはずです。そして、家族や友人、キャリアカウンセラーなど他の人に読んでもらい、感想を聞いてみましょう。自分では気づかなかった視点や考え方、また誤った表現や誤字脱字などを含めて、他の人に文章を見てもらうことにより発見できることはたくさんあります。
出題例
【就職·仕事】
  • 志望動機
  • 私の就職観
  • 働く意味とは
【社会】
  • 少子高齢化について
  • 環境問題について
  • 最近のニュースで感じたこと
【自分自身】
  • 10年後の理想の私
  • 自分の長所、短所
  • 私のセールスポイント
【大学生活】
  • 大学時代で最も力を入れたこと
  • 大学生活を振り返って思うこと
  • 大学生活で最も印象深かったこと など

【POINT!】

出題テーマにそった内容に仕上げる
  • テーマをしっかりつかんで文章を書き上げているか
  • 自分の意見・立場にブレはないか

文字・文章などは読みやすく仕上げる
  • 文体を統一させているか(です・ますorだ・である)
  • 漢字・カタカナ・ひらがなを有効に使い分けているか
  • 誤字脱字はないか

時間配分にも気をつける
  • 制限時間は60分程度が基本。途中で時間切れにならないために、いきなり書きはじめるのではなく、見直す時間も含めてあらかじめ時間配分を考えておくこと

筆記試験〈時事問題·一般常識問題〉

時事問題とは?

その時々や現在の社会的な出来事に関する問題です
政治や経済、国際情勢、暮らしにおいて、日本はもちろん世界でどのような事がおきているか、それを理解し知識を身につけるのは、社会人にとって常識といえます。新聞や雑誌・ニュース・インターネットなどを活用し、日々社会の動きを理解しておきましょう。時事問題に関する問題集を1冊解いてみると、どういった内容の問題が出るか、日頃からどういった事に注目しておけば良いのかがわかります。
時事問題例
【経済関連】
  • 経済用語
  • 金融・株式
  • 経営 など
【社会·環境関連】
  • 社会問題
  • 環境問題
  • 税金·年金 など
【スポーツ·文化関連】
  • 五輪・W杯
  • 相撲・野球・ゴルフ
  • 芥川賞・直木賞 など
【政治·法律関連】
  • 法律
  • 国会・選挙
  • 内閣・行政 など
【国際情勢関連】
  • 国際機関
  • 国際条約・協定
  • 国際紛争など

一般常識問題とは?

高校受験レベルの学力と知識·教養に関する問題です
国語・英語・数学・理科・社会といった、高校受験レベルの問題が出題されるので、事前に対策本を購入して、確実に問題を解いておきましょう。
上記5教科以外では、文化・スポーツ・マナーなどの内容が出題されます。だれでも得意な分野とそうでないものがあるので、分野ごとに対策をしておきましょう。
一般常識問題例
【国語】
漢字の書き取り・読み取り、同音異義語・同訓異義語、対義語・類義語、四字熟語・故事成語、ことわざ・慣用句、文学 など

【社会】
日本史・世界史、日本・世界の地理、世界遺産 など

【英語】
単語、熟語・ことわざ、会話、文法、時事英語 など

【数学】
計算式、文章問題、図形・面積 など

【理科】
物理・化学・生物・地学 など

【文化·スポーツ·マナーなど】
映画、演劇、美術、建築、音楽、スポーツ、敬語、電話のかけ方、手紙・メールの書き方 など